泣ける話・大きな選択
2年前、成婚したカップルの話です。
交際中、ご両親への紹介が真じかに迫り、バラ色の人生の真っただ中だったのですが
彼女のご両親に会う数日前に、彼は病院で検査をしていました。
その検査とは、自分が子供が授かるかを調べる為に
なぜ、そんな検査をしたかというと、テレビを見ていた時「男性の不妊治療」
の特集をしていたのです。
まだ自分は30代中ごろだし大丈夫だろう
でも「大丈夫という確信が欲しくて」有休の消化もあり平日休みがあったので
病院へ行ったのです。
で、検査結果は「無精子」
先生から「子供は無理ですね!」
ガーーーーーン!
そう言われて「まさか俺が!」そんな馬鹿な!
ショックでどうしていいか分からなかったそうです。
でも、彼女に言えば結婚もダメになるかもしれない
辛い!悲しい!
好きなのに諦められるのか?
このまま黙って結婚したら・・・
いいや、そんなことしたら彼女の人生までダメにする
こんな俺と結婚しなければ彼女はまだ20代後半、望み通り子供が授かる
やっぱり、彼女に正直に言おう!
そう決心して彼女にすべて打ち明けると
彼女は「今は混乱しているから少し考えさせて」そう言われ
やはり、結婚は無理か・・・そう諦めていました。
1週間後彼女から連絡があり
会って話すことになりました。
彼女は
「私はなぜあなたと結婚したいと思ったか?良く考えました」
そして、このまま別れたらとても辛い、子供は欲しいけど
貴方を失う事の方が辛くて、子供のいない生活でも私は幸せだと思ったの
貴方がいればいい
子供がいても子供は成長して巣立っていく
最後に残るのは夫婦だよ!
だから、夫婦仲良く暮らせる人と結婚したいの!
そう言ってくれた時どんなに救われたか!
有難い!
彼女を絶対に幸せにしたい、そう思えたのです。
それに彼女は、周りから「どうして子供を作らないの?」って聞かれたら「私ができない体だから」って言えば済むからね~
とも・・・
泣けるね~
結局このお二人は結婚して、他の不妊治療専門病院で
子供ができました!
えっーー
「彼は子供ができないんじゃなかったの?」
そう思っていますよね
それが、先生が「生巣の中には精子が1匹くらいいるかもしれない調べよう」そう言ってくださり
不妊治療で男の子が誕生したのです。
ご夫婦から「子供が産まれました」という連絡があり
2年前を思い出しました。
2年前は辛くてこのお話もかけなかったけど
今なら書けます。
本物の愛には神様も味方するのですね!
お幸せにね