その「相手への希望」、相手の気持ちを考えて書いていますか?
結婚相談所のプロフィールには、「相手への希望」という項目があります。
皆さんは、この欄に何を書いていますか?
結婚する相手に求める条件を書くところですから、自分の希望を書くこと自体は、もちろん間違いではありません。
しかし、私が気になるのは、自分が何を求めているかばかりで、読んだ相手がどう感じるかという視点が抜けていることです。
実際に、男性のプロフィールで次のような希望を見かけることがあります。
・健康な体で、無駄遣いをしない人
・よく話をしてくれる人
・抱え込み過ぎない人、精神的に弱くない人
・綺麗で品がある人
・自分の趣味を尊重してくれる人
・笑顔の素敵な人
もちろん、結婚相手に求めるものは人それぞれです。
健康でいてほしい。
金銭感覚が合う人がいい。
楽しく会話ができる人がいい。
自分の趣味も大切にしたい。
そう思う気持ちは理解できます。
けれど、少し立ち止まって考えてみてください。
このプロフィールを読んだ女性は、どんな気持ちになるでしょうか?
「健康で、無駄遣いをせず、よく話をして、精神的にも安定していて、綺麗で品があり、笑顔が素敵で、自分の趣味も尊重してくれる女性……」
そこに書かれているのは、男性が求める女性の条件ばかりです。
では、この男性は、女性に何をしてあげられるのでしょうか?
女性の話を聞いてあげられるのでしょうか?
女性の趣味や楽しみも尊重できるのでしょうか?
相手が落ち込んだときには、寄り添ってあげられるのでしょうか?
お互いが気持ちよく暮らせるように、自分も努力できるのでしょうか?
結婚は、自分の希望をすべてかなえてくれる人を探すことではありません。
お互いの希望を理解し合い、足りないところは補い合いながら、二人で幸せな家庭を築いていくことです。
相手に求めることがあるのなら、自分も相手に何をしてあげられるのか。
そんな視点を持ってほしいと思います。
「人柄重視」と書いているのに、お見合いを断られる?
もう一つ、気になることがあります。
プロフィールの「相手への希望」に、
「人柄重視」
と書いている方がいらっしゃいます。
人柄を大切にしているのなら、実際に会って話をして、その人の性格や考え方、優しさ、価値観などを知ったうえで判断するのだろうと思いますよね。
ところが、こんなことがありました。
「人柄重視」と書いている男性にお見合いを申し込んだところ、お会いする前にお断りされてしまったのです。
もちろん、お見合いを受けるかどうかは本人の自由です。
プロフィールを見て、年齢や住んでいる場所、結婚後の生活など、さまざまな条件を考慮して判断することもあるでしょう。
ですから、お断りすること自体が悪いわけではありません。
ただ、ここで考えていただきたいのです。
会ってみなければわからない人柄を重視すると言いながら、会う前から相手を判断してしまうことに、矛盾はないでしょうか?
写真やプロフィールの文章だけでは、その人の本当の人柄まではわかりません。
写真では少し堅い印象でも、実際に会ってみると、とても優しくて笑顔の素敵な人かもしれません。
プロフィールの趣味が違っていても、話してみたら価値観が似ていて、会話が弾むかもしれません。
一度会ってみたからこそ、わかる魅力もあるのです。
もちろん、誰にでも会わなければいけないということではありません。
しかし、本当に人柄を大切にしたいのであれば、プロフィールに書かれた条件だけで判断せず、実際に会って知ろうとする姿勢も大切なのではないでしょうか。
プロフィールは、自分を選んでもらうためだけのものではありません
婚活をしていると、つい「どんな人が自分に合っているだろう」「どんな人と結婚したいだろう」と、自分の希望ばかりを考えてしまいがちです。
けれど、忘れてはいけないことがあります。
それは、お相手もまた、あなたのプロフィールを読んで、あなたと結婚したいかどうかを考えているということです。
自分が相手を選ぶように、相手からも選ばれるのです。
例えば、
「自分の趣味を尊重してくれる人」と書くのであれば、
「お互いの趣味や一人の時間も大切にしながら、二人で過ごす時間も楽しめる関係が理想です」
と書いてみてはいかがでしょうか。
「よく話をしてくれる人」と書くのであれば、
「何でも気軽に話し合えて、お互いの気持ちを理解し合える関係を築きたいです」
と書くこともできます。
同じ希望でも、表現を少し変えるだけで、受け取る側の印象は変わります。
一方的に相手に求めるのではなく、二人でどんな関係を築いていきたいのか。
その気持ちが伝わるプロフィールは、読む人に安心感を与えます。
## あなたは、相手に何を求めますか? そして、何を与えられますか?
結婚相手に希望を持つことは、決して悪いことではありません。
大切なのは、その希望が一方的なものになっていないか、ということです。
相手に優しさを求めるなら、自分も優しく接することができるでしょうか。
相手に笑顔を求めるなら、自分も笑顔で相手を迎えられるでしょうか。
相手に自分を理解してほしいと思うなら、自分も相手を理解しようと努力できるでしょうか。
結婚生活は、どちらか一方が相手の希望をかなえ続けるものではありません。
お互いに思いやりを持ち、相手の気持ちを考えながら、二人で幸せをつくっていくものです。
プロフィールの「相手への希望」を書くときには、ぜひ一度、読み返してみてください。
「この文章を読んだ相手は、どんな気持ちになるだろう?」
そして、もう一つ。
「私は、この希望を持つ相手に、何をしてあげられるだろう?」
その視点を持つだけで、プロフィールの書き方も、婚活に対する考え方も変わってくるはずです。
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アプローズは、そんな視点も大切にしながら、皆さんの婚活を応援しています。
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